税務署から納付書が届かないのですが？

令和６年５月以降、前年の申告をe-Taxにて行った法人等に対しては、税務署から納付署が送付されないこととなりました。
源泉所得税や消費税の中間申告に係るものについては当面の間は送付される予定ですが、地方税等についても徐々に送付を取り止めする自治体が増えてきているようです。

「納付書が届かない＝納税しなくてよい」ということではなく、行政コスト抑制の観点等から、紙の納付書での納付ではなく、キャッシュレス納付を積極的に行ってくださいということなのです。
(現状は税務署の窓口で白紙の用紙の配布を行っているため、当面は手書きで作成した納付書で納税することも可能です)

キャッシュレス納付の代表的なものにはダイレクト納付やインターバンキング等による納付といったものがあり、いずれも紙の納付書は使用せず、金融機関の窓口に出向く必要もありません。

「行政コストの抑制？もっと先にやるべきことがあるだろっ！」と文句の一つも言いたくなる気持ちもわかりますが、これも時代の流れです。

これを機に、キャッシュレス納付を検討してみてはいかがでしょうか。

（スタッフ　山本）