まず、ご自身の会社が何をしている会社なのかをしっかり伝えてあげることです。
あたり前のように思われるかもしれませんが、これができていない会社は意外に多いものです。
いくら今後の展望や資金の必要性を熱弁しても、事業内容があいまいなままでは銀行側も融資のストーリーを描くことはできません。
そして、この「情報提供不足」が融資審査の遅延を招いたり、最悪の場合融資の否決を招いてしまう恐れもあるのです。
これは新規の銀行と取引をする場合に限らず、長年取引をしている銀行に対しても例外ではありません。
銀行の担当者は転勤も多く、我々が思うほど自分たち会社のことを知ってくれていませんし、業界に精通しているわけではありません。
パンフレットやホームページを作成されていない方はA4用紙に簡単に事業概要をまとめたものでもよいので、これから融資の申込をする際は、まず自分たちの会社を知ってもらうことからはじめましょう。
融資を引き出す一番のコツは、巧みな話術や担当者との馴れ合いの関係性ではなく、しっかりとした「情報提供力」です。
(スタッフ 山本)
知らない人、よくわからない人、あるいは、何をしてるのかよくわからない、
ただ、「お金を貸してください」だけでは、だれでも、その人にお金を貸しませんよね。
事業内容や資金の使い道、そして、融資金が返済できる根拠などを、キチッと説明できることが必要ですね。