2020年7月号

ほっと通信_vol107
昼間の暑さが激しいほど、闇に灯る明かりが涼しさを感じさせる。こんな様子を「灯涼(ひすず)し」といいます。うだるような暑さの一日が終わる頃、夕暮れとともに空気が少しずつ冷めてぽつりぽつりと明かりが灯る。このしみじみとした感じを「灯涼し」と表現すると、熱帯夜も心なしか涼しげに感じられますね。