Q. 消費税の簡易課税制度を選択しています。
事業用の車を頻繁に買い替えると損をすると聞きましたが本当ですか?
消費税の簡易課税制度を選択している場合の、事業用車の買い替えによる損得について

A. 車の買い替えが多いと損をする可能性が高いので注意が必要です。
消費税の簡易課税制度では、売上の金額をもとに消費税の計算をします。
ここで注意が必要なのは、車などの固定資産を売却した際の売却代金もその売上としてプラスされてしまうということです。
本則課税制度ですと、車を買ったときにかかる消費税が返ってきますが、簡易課税制度ですと、車を買ったときにかかる消費税が返ってこないにも関わらず、車を売ったとき(下取りに出したとき)は売却代金にかかる消費税を納めないといけません。
事業者にとってメリットが大きい簡易課税制度ですが、固定資産の売買の金額が大きい場合には、予想を上回る納税額になる可能性があるため注意が必要です。
(スタッフ 有木)
消費税の簡易課税制度では、売上の金額をもとに消費税の計算をします。
ここで注意が必要なのは、車などの固定資産を売却した際の売却代金もその売上としてプラスされてしまうということです。
本則課税制度ですと、車を買ったときにかかる消費税が返ってきますが、簡易課税制度ですと、車を買ったときにかかる消費税が返ってこないにも関わらず、車を売ったとき(下取りに出したとき)は売却代金にかかる消費税を納めないといけません。
事業者にとってメリットが大きい簡易課税制度ですが、固定資産の売買の金額が大きい場合には、予想を上回る納税額になる可能性があるため注意が必要です。
(スタッフ 有木)