iDecoと小規模企業共済のどちらかで迷ったら小規模企業共済を優先するほうがいいと思います。
どちらも、老後に備えるための資産形成ができ、節税効果も大きいですが小規模企業共済のほうが事業リスクに備えられる仕組みがあるからです。
余力があれば併用されると、節税をしながら、老後資金が確保されますね。
(スタッフ 中)
個人事業主は、iDecoと小規模企業共済どちらに加入するのがいい?
項目 | iDeco | 小規模企業共済 |
---|---|---|
加入資格 | 20歳以上60歳未満の国民年金加入者 | 小規模事業の事業主や会社役員 |
掛金の規定 | 個人事業主 5,000円から68,000円 | 1,000円から70,000円 |
所得控除 | 掛金全額所得控除 | 掛金全額所得控除 |
給付の確実性 | 運用商品次第で元本割れする可能性ある 大きく資産を増やせる可能性もある | 6か月以上納付すれば元本を割らない(解約事由による) 36か月以上納付したら付加共済金を受け取れる |
途中解約 | 原則60歳まで途中解約はできない | 途中解約ができる 納付月数に応じて掛金合計の80%~120%解約手当金(解約事由による) |
貸付制度 | なし | 納付月数に応じて掛金合計の70%~90%の貸付制度あり |
受け取り方 | 一時金(退職金)か年金として | 一括(退職金)か分割(年金)として |
手数料 | 運用手数料がかかる | なし |