答えはシンプルです。間違いがおきてしまうからです。
かわりに「◯月”支給”給与」という表現を使うべきだと私は考えています。(もしくは◯月“支払い”給与)
例えば、1月に働いた分の給与を2月20日に支給する会社があるとします。(末締めの翌月20日支給の会社)
これは1月分給与でしょうか? 2月分給与でしょうか?
アンケートをとれば多くの人は、1月分給与と答えるのではないでしょうか?
ただし、一定の割合で2月分給与だと答える人もいるでしょう。(正しくは、2月分給与のようです。)
つまり人によって捉え方が異なってしまうのです。
給与計算ソフトなどで使用される「◯月度給与」という表現も同様にダメです。
「度」の意味を全ての人が正確に把握できないからです。
給与の話をするときに、「◯月分給与」という表現を使うべきでない理由
何故「◯月分給与」という表現を使うべきでないのか?
どのような表現ならOK?
そこで、「◯月支給給与」という表現が、最も間違いがおきない言い方だと断言できます。
支給日というのは、誰かの捉え方によって変わるものではありません。
そして「◯日締めの◯月◯日支給」という会社の給与支給形態さえお互いに理解しておけば、どの給与を指す言葉なのかブレることがありません。
上の例でいえば、1月に働いた分の給与を2月20日に支給する場合、これは2月支給給与です。
これは、わかりやすく、はっきりしています。
最後に…。
会社側からすれば、社会保険の算定基礎の手続、源泉所得税の納付・年末調整などの税務処理等については、「支払った月」ベースの判断となります。
一方、労働者側からすれば、出勤日数や労働時間、残業時間などを把握・申請する必要がありますから「労働をした月」ベースで給与を捉えることが多いと思います。
このように様々な立場から給与の捉え方が変わってくることが、間違いを生んでしまう原因のひとつなのではないかと考えています。
(スタッフ 有木)
支給日というのは、誰かの捉え方によって変わるものではありません。
そして「◯日締めの◯月◯日支給」という会社の給与支給形態さえお互いに理解しておけば、どの給与を指す言葉なのかブレることがありません。
上の例でいえば、1月に働いた分の給与を2月20日に支給する場合、これは2月支給給与です。
これは、わかりやすく、はっきりしています。
最後に…。
会社側からすれば、社会保険の算定基礎の手続、源泉所得税の納付・年末調整などの税務処理等については、「支払った月」ベースの判断となります。
一方、労働者側からすれば、出勤日数や労働時間、残業時間などを把握・申請する必要がありますから「労働をした月」ベースで給与を捉えることが多いと思います。
このように様々な立場から給与の捉え方が変わってくることが、間違いを生んでしまう原因のひとつなのではないかと考えています。
(スタッフ 有木)
間違いがよくあるテーマです。
お互いが思っていることを、正確な表現で確認しながら処理しないといけないですね。