役員が退職する際に退職金を支給したいが金額はどうやって決めれば
いいでしょうか。
会社によって支給額の算定方法は異なりますが、
一般的には、功績倍率法や1年あたり平均額法という計算式を用いて
金額を算出します。
ここでは功績倍率法をご紹介します。
退職金額 = 退任時の報酬月額×役員在任年数×功績倍率(※)
※功績倍率の相場は、社長3.0・専務2.4・常務2.2・平取締役1.8・監査役1.6前後になっている
上記はあくまで計算方法の一例ですが、
退職直前に報酬月額を大幅に増額したり、功績倍率が目安を超え極端に大きい場合は
「不当に高額である」と判断され、
役員賞与の扱いとなり税務上での損金算入ができなくなる可能性があるのでご注意を。
(スタッフ c.u)